8インチで高解像度ディスプレイを採用したAndoroidゲームがクラウドファンディングを開始しました!
TJDという会社のT80という機種になります。
製品発表から1年近く経過していると記憶していますが、ようやく販売へとなったようです。
モバイルが可能な大画面で高スペックなAndroidゲーム機ということで、唯一無二の存在になるのではないでしょうか。
販売ストア
Indiegogoでクラウドファンディングが開始されています。
https://www.indiegogo.com/projects/tjd-t80-the-ultimate-8-inch-2k-android-handheld#
メモリとストレージが違う2モデルが用意されていて、下位モデルは33%オフの31,000円ちょっとで出資できるようです。
スペックと特徴
カラー | ブラック /ホワイト /グリーン/ イエロー | |||
スクリーン | 8インチIPS/ 2048*1536、300nits | |||
CPU | -Antutuベンチマーク58万点~60万点のCPUが搭載される | |||
GPU | – | |||
RAM | 4GB/8GB | |||
ストレージ | 128GB/256GB | |||
システム | Android14 | |||
WIFI/Bluetooth | WIFI 6E、Bluetooth 5.0 | |||
スピーカー | 2Wステレオスピーカー | |||
TFカード | 1スロット | |||
バッテリー | 10000mAh | |||
充電 | Input:AC100-240V, 50-60Hz Output:PD 9V/2A | |||
その他の機能 | フロント5MPカメラ、リア13MPカメラ、カメラ用フラッシュ、イヤホンジャック、USB-A、USB-C、HDMI | |||
コンソールの仕様 | 横 273mm | 縦145mm | 高さ 58mm | 重量 630g |
本体外観
カラーバリエーションは4色展開で、なかなか奇抜なカラーがラインナップされている。
イエローやグリーンは本体の質感によっては安っぽく見えてしまうので、TJDのビルドクオリティがどの程度になるのか気になるところ。
8インチと画面が大きいのですが、画面解像度も非常に高い。
視野角も確保されているので、これで発色が良くてやダイナミックレンジも広ければ、相当に良いディスプレイだと思います。
実際の画面を見てみたいですね。
ポート類も充実していて、ポータブルゲーミングPCかと思うぐらい。
注目なのは背面の大きなファンで、熱対策が十分にされている点。
長時間のゲームプレイを想定した設計だと思うので、バッテリー持ちも良いのではと予想されます。
カメラまで搭載しているのはスゴいというか、Androidゲーム機というか、Androidタブレットですね。
サイズ・重さ
サイズは横幅が27cmなので、結構な大きさになっています。
重さも630gということで、持ち歩きに適した重量では無さそう。
つまり、ポータブルですが室内利用が主となるように想定されたゲーム機なのかもしれません。
どうしてもというときは、外に持ち出すこともできるよという感じかなと思う。
画面
サイズ、重量を犠牲にしてまでTJDが優先したのが「大画面」です。
8インチのゲーム機なのでHD画質でもいい気がしますが、それを大きく超える解像度となっています。
しかも、sRGBが130%という非常に素晴らしい色再現性。
画面輝度も500Nits、外で使用しても問題ないぐらいな明るさ。
この画面スペックは素晴らしいので、これが本当なら3万円という価格は非常に安いと思う。
タッチパネルにも対応しているため、Android端末としての完成度も高そうです。
システム
T80は、システムにAndroid14を採用しています。
Androidの豊富なアプリ、豊富なゲームはもちろん、エミュレーターが使えるので多くのゲームが動作します。
エミュレーター性能
T80のCUPには、Antutuベンチマーク58万点~60万点の性能のものが搭載されるようです。
この数字であれば、WiiやPS2まで快適に動作すると考えられます。
PS2はAntutu50万点以下でも動作しますが、Wiiがどうしてもスペックを必要とする。
なので、Wiiが動くスペックのAndroidゲーム機が3万円で買えるというのは相当なニュースだと思う。
エミュレーターで遊ぶには
エミュレーターで遊ぶためには、ゲームデータを【吸い出す】必要があります。
吸い出しは、ゲーム機本体にCFW(カスタムファームウェア)を導入するか、ダンパーと呼ばれる機材が必要です。
PSPやPS Vita等であればCFWの導入、ゲームボーイ等であればダンパーを用意するのがいいでしょう。
ダンパーの価格は対応カセットの幅により様々ですが、AliExpress等でお安く購入できます。
AliExpressを使ったことが無いという人は、初心者向けにコチラのページで解説しています。
http://ninjin-game.com/aliexpress/
PS VitaのCFW導入については、コチラのページを御覧ください。
ゲームの吸い出しですが、吸い出しは必ず手元にあるゲームだけにしてください。
そして、手元に無いゲームのデータは必ず削除してください。
吸い出しは、あくまでゲーム機本体が手に入らなくなった、ゲームソフト本体が劣化してきた等の場合の対応であり、あくまで個人的に楽しむものです。
違法ダウンロード、違法にアップロードは絶対にやめましょう。
総括
T80のラインナップはメモリとストレージ容量違いの2モデルですが、microSDカードスロットもありますので下位モデルでもいいのではないかと思います。
スペックは非常に優秀ですので、実機で気になるのは「ビルドクオリティ」の1点のみ。
安っぽいプラスチックな本体なのか、それなりに高級感を持たせた仕上がりになっているのか気になるところです。
ボタンやジョイスティックの質感もどうなるのか注目かなと思います。
とにかく、この画面でこの価格というのは現状では唯一無二のAndroidゲーム機になりそうです。
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