【名作レビュー】2024年にメイドインワリオをレビュー評価!今遊んでも面白いゲームボーイアドバンス用オススメソフトだ!

概要紹介

「最多、最短、最速、5秒で快感、瞬間アクション」というキャッチコピーで売り出されたゲームボーイアドバンス用のゲームタイトル。

”瞬間アクションゲーム” というジャンルで、ミニゲームをとにかく一瞬でクリアしていくというものになる。

非常に個性の強いゲームで、多くのファンを獲得してシリーズ化されることになる。

その第1作目が、このゲームボーイアドバンスのメイドインワリオだ。

発売時期

メイドインワリオは、2003年3月21日に発売された。

価格は4,800円。

日本では62万本が売れたとされています。

そのため、中古市場も未だに在庫は潤っている印象で、メルカリでも600円前後で取引されています。

間違いなく600円以上の価値がある名作なので、とりあえずでも1つ持っておいて損はないタイトルだと思う。

ゲームシステム

ゲームシステムは至ってシンプル。

ステージがいくつかあり、ステージごとに用意されているミニゲーム集をクリアしていく。

ミニゲームの内容はランダムで、開始前に「◯◯せろ!」のように一瞬だけ指示が出る。

操作方法や詳しい説明は一切無く、瞬間的にゲームの主旨を理解して、とにかく操作してクリアするというもの。

1ゲームが5秒刻みでやってくるという、全てが短くて思考の瞬発力を要求されるゲームである。

しかし、ゲームの難易度自体は低めなので、非常に考えられたバランスに仕上がっている。

ステージ数

最初に用意されているステージは9つ。

ゲームをクリアしていったり、条件を見てしていくと隠れステージが登場する。

操作感

操作は非常に単純で、

・ボタン連打
・タイミングよくボタンを押す
・順番に押す
・ボタン長押し

などで、コマンド入力や複雑な連続入力は一切無い。

だからこそ、幅広い年齢で楽しめるゲームになっている。

グラフィックのクオリティ

メイドインワリオのグラフィックは特徴的で個性的だ。

原色系の配色で、キャラクターは手書き感を残したようなデザイン。

とにかく、世界観が濃い。

好みの分かれる世界観かもしれないが、この世界観の濃さと独特なゲームシステムが合わさって、非常に印象に残るゲームタイトルに完成されていた。

レトロゲームらしい表現の粗さがあって面白く、それでいて味わい深いグラフィックだ。

やりこみ要素・ボリューム感

ミニゲーム集という性質上、全体のボリュームは実際はそれほどでも無いかもしれない。

クリアも数日あればクリアできるような難易度だ。

やりこみ要素も、ひたすらミニゲームをクリアしてくのみ。

しかし、「気付けば何時間もプレイしていた」という状況になっているだろう。

中毒性が高いため、クリア後もふとした瞬間に「あっ、メイドインワリオしたい」と思うはず。

それが数日後なのか、数年後かは分からない。

だからこそ、クリアしたからといって手放してはいけないゲームである。

ココが面白いポイント

単純なミニゲームと思いきや、たまに同じミニゲームでも微妙な変化や引っ掛けがあったりする。

プレイする側は選択を迫られ、一瞬で判断を余儀なくされる。

やればやるほど単純さの中にある深さを感じることになるのだ。

それでいて、1ステージにかかる時間は少ないので、プレイのストレスは皆無。

テンポの良さと遊び易さに優れているのが面白いポイント。

正直、最初に「ミニゲーム集」と説明を見たときは、全く魅力を感じなかった。

「ミニゲーム=単純・飽きる」というイメージがあったから。

しかし、このメイドインワリオは、プレイをしてみるとそのイメージを大きく覆してくれたゲームである。

2人用ゲームもある

ゲームをクリアしていくと、新たなミニゲームが登場するのだが、その中には2人用のゲームもある。

1台のゲーム機を左右で分かれて2人で持つのだが、このスタイルが面白い。

ゲームソフトを2つ用意する必要も無いし、ゲーム機を2台用意する必要も無い。

それで、2人で遊べるのだから素晴らしい。

メイドインワリオがミニゲーム集ということもあり、友達と交代でプレイしたり、その合間に2人用ゲームで遊んだりが出来る。

そういう「友達」を意識したゲームづくりが、何とも任天堂らしいと思わせてくれる。

子供であれば友達と、大人であれば子供と、もちろん一人でも、そんな楽しみ方ができるゲームだ。

ココがイマイチなポイント

正直、メイドインワリオはミニゲーム集としては完成度が高く、イマイチなポイントがほぼ無い。

重箱の隅をつつくのであれば、稀にクリアの仕方が分からないゲームがある。

死にゲーの要素もあるので、トライアンドエラーでクリアの仕方を見つけていくのだが、もしかすると挫折する人もいるかもしれない。

ボタン長押しとかあるのか!とか、これ、上下に動くのか!とか、意外な操作方法があったりする。

そういった操作を見つけられなかった人のための救済措置が一切無いので、救済モードが用意されていれば小さい子供にも優しいかもしれない。

遊べるゲーム機について

メイドインワリオはゲームボーイアドバンス用のソフトです。

なので、ゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスSP、NintendoDS、NintendoDS Liteで遊ぶことができます。

ゲームボーイアドバンスということで、多くの中華ゲーム機でも問題なく動作する。

ANBERNIC RG35XX H、R36Sでも、快適に動作しました。

上記中華ゲーム機については、以下のレビューを参考にされてください。

レトロゲームはエミュ機がオススメ

レトロゲームを遊ぶのであれば、今ならANBERNIC RG35XX H がオススメ。

コスパが非常に良くて、PSPまでが動作するエミュ機です。

画面もキレイですし、作りが非常に良いので価格以上の高級感がある。

安心を求める人は、公式サイトから購入されてください。(本体価格+送料がかかります)

お安く購入したい場合、AliExpressのセール時に購入するのがオススメ。

AliExpressを使ったことが無いという人は、初心者向けにコチラのページで解説しています。

http://ninjin-game.com/aliexpress/

急ぎの場合は日本のAmazonでも購入して良いと思います。(製品ページはコチラ

エミュレーターで遊ぶには

エミュレーターで遊ぶためには、ゲームデータを【吸い出す】必要があります。

吸い出しは、ゲーム機本体にCFW(カスタムファームウェア)を導入するか、ダンパーと呼ばれる機材が必要です。

PSPやPS Vita等であればCFWの導入、ゲームボーイ等であればダンパーを用意するのがいいでしょう。

ダンパーの価格は対応カセットの幅により様々ですが、AliExpress等でお安く購入できます。

AliExpressを使ったことが無いという人は、初心者向けにコチラのページで解説しています。

http://ninjin-game.com/aliexpress/

PS VitaのCFW導入については、コチラのページを御覧ください。

ゲームの吸い出しですが、吸い出しは必ず手元にあるゲームだけにしてください。

そして、手元に無いゲームのデータは必ず削除してください。

吸い出しは、あくまでゲーム機本体が手に入らなくなった、ゲームソフト自体が劣化してきて壊れそう等の場合の対応であり、あくまでレトロゲームを個人的に楽しむものです。

違法な受け渡し、違法な販売・購入、違法ダウンロード、違法にアップロードは絶対にやめましょう。

総括・評価

メイドインワリオは現在も人気で、実はNintendoSwitchでも新タイトルが発売されているぐらいです。

2タイトル販売されており、「おすそわけるメイドインワリオ」「超おどるメイドインワリオ」。

現代も愛されるメイドインワリオですが、そのゲームシステムは昔と大きく変わりません。

だからこそ、ゲームボーイアドバンスのメイドインワリオには2024年でも色褪せない魅力がある。

シンプルに、スゴく面白い。

それならば、NintendoSwitchのメイドインワリオを遊ぶ前に、中古600円でゲームボーイアドバンスのメイドインワリオを遊んでみても良いのではないだろうか。

むしろ、僕はゲームボーイアドバンスのメイドインワリオこそが至高だと思っていたりもする。

その上で、現代のグラフィック、新たなミニゲームが楽しめるNintendoSwitchのメイドインワリオにチャレンジしてみて欲しい。

対象年齢

幼稚園(年長)~大人まで。

オススメ度

★★★★★

オススメ度は、文句なしの5つ星。

全年齢、男女問わずにオススメできる。

多くの人は、ちゃんとクリアまで辿り着くことができるだろう。

軽い気持ちで遊べて、遊んだあとは楽しさが残る、そんなゲームだ。

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