謎の中華ゲーム機R36Sのファームウェアアップデート方法

手動ではアップデートが上手くいかない問題

レビュー記事でも記載していたが、手動でのアップデートがどうしてもうまくいかない。

最新のArkOSを取得したり、色々な方法を試したりしたのだが全て失敗。

起動はするのだが画面が真っ黒という状況だった。

ディスプレイのドライバがおかしいのか、グラフィックの処理がおかしいのか・・・。

とにかく、失敗した。

とりあえず、PS1も動くし、まあ大きな不満がR36Sには無いので放置。

しかし、何が何でもアップデートをしたい理由が最近できた。

それが、最新ファームに実装されているクイックモードの存在だ。

これについては、別記事で紹介をしたいと思う。

R36Sとは?

R36Sは、中華ゲーム機、エミュ機と呼ばれるものの一つです。

ゲームデータを読み込ませることによって、ゲームボーイ、ゲームボーイアドバンス、PS1、PSPなど、様々なゲームを遊ぶことができます。

同性能の中華ゲーム機だと7,000円~1万円程度するのですが、R36Sは激安でセール時には4,000円以下で購入が出来ちゃう。

コスパに関してはモンスターだと言えます。

詳しくは、以前の紹介記事を読んでみてください。

Wi-Fiでのアップデートは成功

手動アップデートは無理だと理解したので、王道のWi-Fiでのアップデートを試すことにした。

すると、あっさりと成功。

なんだ、最初からWi-Fiでアップデートしておけばよかった。

ただ、アップデートというのは中華ゲーム機にとって非常に怖いイベントになる。

もしかするとシステムが壊れるかもしれないし、起動しないかもしれないし、大きなバグが発生するかもしれない。

「アップデート=良くなる」ではなくて、逆に悪くなることもあるのが中華ゲーム機のアップデートだ。

なので、以前のR36Sのレビュー記事にもやり方を記載しているが、システム用のmicroSDカードのバックアップは必ずやっておこう。

Wi-Fiでのアップデート手順

R36Sは、Wi-Fiモジュールを内蔵していません。

そのため、別途Wi-Fi子機を準備する必要があります。

準備するもの

  • Wi-Fi子機
  • USB-A to USB-C の変換アダプタ

Wi-Fi子機については相性があるという噂がある。

なので、海外ではこのWi-Fi子機なら通信に成功しましたなどの情報交換がされていた。

まあ、そんなの気にしないでやってみようと、手元にある信頼できるメーカーの中でAmazon最安値で買ったWi-Fi子機を使用。

すると、問題なく成功した。

念の為、僕が使用したWi-Fi子機はコレ

手元にWi-Fi子機が無い人や、通信に失敗した人は参考にしてください。

USB-C to USB-A の変換アダプターだが、これはダイソーで購入したか、Amazonで購入したか、どちらかの製品になる。

申し訳ないことに、使った製品がどちらのものかは分からない。

これも、念の為Amazonの商品ページのリンクは貼っておきます。(商品ページはコチラ

Wi-Fi子機を接続

Wi-Fiを挿すのは、R36S下部にある右側のUSB-C端子です。

Wi-Fiの設定

Wi-Fiの設定は以下。

1.本体ホーム画面から「OPTIONS」を選択

2.Wi-Fiを選択

3.Rボタンを押して、画面下部の「+」を選択

4.使用するSSIDを選択

という手順で使用するWi-Fiネットワークを登録してください。

アップデートの実行

アップデートは、

1.本体ホーム画面から「OPTIONS」を選択

2.UPDATEを選択

あとは、案内通りに進めるだけ。

注意点は、途中で「okと入力してね」という案内が出るので、「ok」と打ち込む場面があるというぐらい。

不思議な工程だったので、戸惑う人もいるかもしれない。

アップデートは7分~10分程度で終わるという情報があった。

しかし、僕の場合はたっぷりと30分ぐらいかかったように感じる。

途中、あまりにも長かったのでAmazon プライムビデオで怪獣8号を見ながら待っていた。

丸々1話分が見れたぐらいにアップデートは終わりました。

総括・感想

アップデートをすると、使ってみたかったクイックモードを無事に使用することができた。

また、アップデートすることで以下の状態を確認した。

  • バーテリーにパーセント表記が加わった
  • 音量操作時に、ボリュームの数字表記がされるようになった
  • PSPのソフトが起動しなくなった

バッテリーのパーセント表記の追加と音量の数字が分かるのはスゴく嬉しかった。

めっちゃめちゃ助かります。

しかし、PSPのソフトが起動しなくなった。

手強いぜ、R36S。

PS1やGBやGBAは普通に起動したので問題ない。

中華ゲーム機を触っているという実感が良くも悪くもある。

オラ、ワクワクすっぞ。

ちなみに、PSPは本体のエミュレーター設定から、PSPで使用するエミュレーターを設定し直してあげたら起動できるようになりました。

よかった。

アップデートは一種の賭けみたいなものだが、実施する場合はシッカリとmicroSDカードのバックアップを取っておけば怖くは無いのでやってみて欲しい。

安心して使える中華ゲーム機を探している人は、RG35XX H が断然オススメです。

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