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概要紹介
キルゾーンというと、PlayStation2の時代から継続して販売されているFPSゲームです。
今回はPS Vitaで発売されたキルゾーンをクリアしたのでレビューをしていきます。
概要としては、近未来の戦争を舞台にしたFPSゲーム。
傭兵として雇われた主人公としてストーリーを進めていきます。
近未来といっても、そこまで遠い未来ではない世界観となっているので、無骨な戦場な雰囲気を味わうことができる。
最初に言うと、僕の評価は「良作」です。
最高では無いものの、PS Vitaで遊ぶFPSゲームとしてはオススメできるものだと思います。
ポイントをまとめましたので、詳しく紹介していきます。
発売時期
2013年9月に発売されました。
定価は4,743円。
2024年現在、中古市場での相場は1,000円前後です。
発売から10年以上経過しているゲームですが、比較的高い価格を維持している印象があります。
入手難易度もそんなに高く無いため、興味がある人は今のところいつでも遊べそうです。
ゲームシステム
ゲームシステムは分かりやすく、終始シューティングのみです。
- 武器を選んで、的に照準を合わせて撃つ
- 近くの的には近接戦闘
基本的にはこれだけ。
武器はステージでのプレイ途中にボックスがあり、そこで新規購入ができる。
ステージ途中で敵に合わせて装備を変更できるので、とてもクリアし易いシステムだと思う。
操作感
とても操作し易いゲームです。
PS Vita 本体のアナログスティックが非常に良く出来ているため、FPSゲームが快適です。
操作感に関しては言うことが本当に無い。
ボタンを押す必要があるときは案内が出るので、それに従えばOK。
キルゾーンは、それだけシンプルなゲームだと思っていい。
グラフィックのクオリティ
グラフィックですが、普通で「良い」と感じました。
感動はしませんが、何ら違和感を感じること無くプレイすることができた。
PS Vita というゲーム機で無理なく遊べるように調整してあるのが分かる。
そういう視点でいうと、感動すべきグラフィックなのかもしれない。
やりこみ要素・ボリューム感
やりこみ要素というのは特に無く、慣れてきたらレベルを上げてプレイするということぐらいだと思います。
ボリューム感は2週間~1ヶ月程度でサクッとクリア出来る内容です。
これを「足りない」と感じるかは人それぞれですが、僕はプレイしていて「丁度いい」と感じました。
ダラダラと長いストーリーが続くのではなく、テンポよくゲームをプレイしてクリアまで楽しめました。
レトロゲームを遊ぶ上でこのテンポの良さはとても大切だと思う。
発売当時に定価で購入していれば評価は変わったかもしれませんが、1,000円前後でこれだけ遊べれば十分です。
ココが面白いポイント
難易度
プレイ時に難易度を選ぶことができるのですが、一番簡単な「新兵」だとFPS初心者でも楽しく遊ぶことができる。
PS Vita のアナログスティックが優秀なため、照準を合わせるのにも思いの外苦労は無かった。
いざとなれば、敵に無理やり特攻をして近接戦闘でどうになる。
FPSゲームはどうしても難易度が高くなりがちなので、初心者が安心して遊ぶことができるゲームというのは嬉しく思う。
目的地までの誘導
こういった戦争もののFPSゲームだと、次の目的地がどこなのかがプレイしていて分かりづらい。
しかし、キルゾーンは目的地までの方向を画面で示してくれる。
おかげで、道に迷うこと無くスムーズに進行することが出来た。
地味なことがが、この快適性は注目ポイントです。
ココがイマイチなポイント
ストーリーが雑
海外制作のゲームだけあって、ストーリーが大雑把なものとなっている。
「正義も悪も無く、お金で雇われて活動する傭兵」という簡単なストーリー。
なので、プレイ時には「敵を倒す」「死にたくない」という2点しか考えない。
物語性が加わるとプレイへの熱中度も変わってくるかと思うので、そこか残念だった。
クリア時の感動は薄かったです。
タッチパネルの操作が邪魔
タッチパネルを使用して項目を選択したり、近接戦闘でタッチパネルを使用する場面がある。
正直、これが邪魔。
PS Vita のタッチパネルを活かして欲しいという要望が Sony からあったのだと思うが、これは本当にゲームの邪魔。
キルゾーンは、元々がタッチパネルを前提としたゲームソフトというわけではないため、無理矢理感がある。
そして、タッチパネル使用時は一旦十字キーやボタンから指を離す必要があるため、その動作がストレスになった。
遊べるゲーム機について
PS Vita専用となっています。
エミュレーターのVita3Kでの動作ですが、グラフィックが正常に表示されないのでプレイできるレベルではありません。
なので、PS Vita本体で遊ぶことを前提とすると良いと思います。
総括・クリアしてみて
クリア後の感動こそ無かったものの、ゲームではFPSゲームらしいゲームを満喫することができました。
銃を使用して人を殺めていくゲームですので、良くも悪くも大人のゲームというのも特徴だと思う。
銃撃戦が好きな人には、無駄なストーリーも無く、サクッと遊ぶことができる当にポータブルなゲームです。
それ故に、クリアすると「もう一周してもいいかな?」と思わせてくれます。
タッチパネルの操作も邪魔だと感じつつも、大きな障害とはなりませんでした。
まとめると、買って損はない「良作」です。
これが2024年に1,000円前後で遊べるというのは、本当に良い時代だなと思わせてくれます。
対象年齢
17歳以上
オススメ度
★★★★☆
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