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概要紹介
本作は、「青龍の章-タカオ編」「黄龍の章-ダイチ編-」が同時に発売されました。
ベイブレードを操作してのチームバトルが楽しめるゲームです。
バトルをして、レベルを上げたり、パーツを集めたり、仲間を集めて強いチームを作っていきます。
発売時期
2002年12月6日発売。
価格は4,378円。
2024年の中古相場は300円前後となっており、中古ショップでは比較的多く出回っている。
遊ぶ前と遊んだ後の印象
遊ぶ前の印象
ベイブレードという名の格ゲー。
遊んだ後の印象
ベイブレードを使った作業ゲー。
ゲームシステム
ゲームは単純で、マップとバトルで成り立っている。
レベルという概念もあるため、バトルをしてレベルを上げて、使用するベイブレードも強化していくという流れ。
マップについて
ゲームは、マップ移動で行動を決定します。
マップには「あけぼの町」「ワールドマップ」が存在する。
この2つのマップを行き来しながらストーリーを進めていきます。
あけぼの町は設定画面のような印象だ。
ベイブレードのパーツセッティングなどをすることができる。
バトルをするのが「ワールドマップ」。
ワールドマップでは、トーナメントに参加したり、ライバルチームに勝負を挑んだりすることができます。
バトルについて
バトルはチーム制で行います。
戦うメンバーを3人選んで開始する。
使用するベイブレードは、事前にカスタマイズを行っておく必要がある。
バトルで勝てば、経験値とパーツ1つを貰うことができる。
負けてもペナルティは無いため、とにかくバトルをするためのゲーム。
操作感
ゲームの操作は簡単で、複雑なコマンド等はありません。
キャラクター操作は無く、バトル以外は選択式で場所や設定を決めていく形。
バトルでも、3つのボタンを押すだけです。
- Lボタンで逃げる
- Rボタンで近づく
- Aボタンで攻撃
Rボタンで相手に近づき、Aボタンを連打という操作になると思います。
グラフィックのクオリティ
グラフィックのクオリティですが、見やすくて良いと思います。
美しいとかではないですが、良く描かれているので悪くない。
やりこみ要素・ボリューム感
やりこみ要素はシッカリとあり、レベル上げ(育成)、バトル、ベイブレードのカスタマイズ、これらが主な要素。
レベル上げもカスタマイズもそれなりに時間がかかるため、しっかりと遊ぶとボリューム感はなかなかです。
ココが面白いポイント
面白いポイントはハッキリと2点。
バトルとカスタマイズ。
バトルは、やっぱり負けたくないので白熱する。
そして、バトルで負けたくないのでカスタマイズを真剣に考えます。
バトルで勝つとパーツが貰えるので、とにかくバトル!バトル!バトル!が面白いポイントです。
ココがイマイチなポイント
ゲーム開始までが長過ぎる
はじめてプレイする際の前置きのストーリーが長かった。
ちゃんと文字を読んでいると、10分ぐらいはかかると思う。
1バトルの時間が短い
肝心のバトルだが、1バトルの時間が短い。
一度ミスをしようものなら、挽回は難しいのでそのまま負けてしまう。
作業ゲーになる
ゲームが始まると、ストーリー性が一気に低くなり、パーツを集めたりする作業ゲーのようになります。
バトルすらも作業になってきてしまう。
同じ敵チームに何度も勝負を挑む必要があり、ゲームがなかなか進まない。
ここで飽きがくるか、楽しめるかが、このゲームにハマれるかのポイントになってくる。
僕は、飽きて面倒になった方です。
遊べるゲーム機について
本作品はゲームボーイアドバンス用のソフトです。
なので、ゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスSP、NintendoDS、NintendoDS Liteで遊ぶことができます。
ゲームボーイアドバンスということで、多くの中華ゲーム機でも問題なく動作する。
ANBERNIC RG35XX H、R36Sでも、快適に動作しました。
RG35XX H とR36Sでの動作
ゲームボーイアドバンス用のソフトなので、RG35XX H でも、R36Sでもゲームは快適に動作します。
不具合も無いため、安心してゲームをプレイすることができました。
レトロゲームはエミュ機がオススメ
レトロゲームを遊ぶのであれば、今ならANBERNIC RG35XX H がオススメ。
コスパが非常に良くて、PSPまでが動作するエミュ機です。
画面もキレイですし、作りが非常に良いので価格以上の高級感がある。
詳しくは、以前のレビュー記事を見てみてください。
安心を求める人は、公式サイトから購入されてください。(本体価格+送料がかかります)
お安く購入したい場合、AliExpressのセール時に購入するのがオススメ。
AliExpressを使ったことが無いという人は、初心者向けにコチラのページで解説しています。
http://ninjin-game.com/aliexpress/
急ぎの場合は日本のAmazonでも購入して良いと思います。(製品ページはコチラ)
エミュレーターで遊ぶには
エミュレーターで遊ぶためには、ゲームデータを【吸い出す】必要があります。
吸い出しは、ゲーム機本体にCFW(カスタムファームウェア)を導入するか、ダンパーと呼ばれる機材が必要です。
PSPやPS Vita等であればCFWの導入、ゲームボーイ等であればダンパーを用意するのがいいでしょう。
ダンパーの価格は対応カセットの幅により様々ですが、AliExpress等でお安く購入できます。
AliExpressを使ったことが無いという人は、初心者向けにコチラのページで解説しています。
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PS VitaのCFW導入については、コチラのページを御覧ください。
ゲームの吸い出しですが、吸い出しは必ず手元にあるゲームだけにしてください。
そして、手元に無いゲームのデータは必ず削除してください。
吸い出しは、あくまでゲーム機本体が手に入らなくなった、ゲームソフト本体が劣化してきて壊れそう等の場合の対応であり、あくまでレトロゲームを個人的に楽しむものです。
違法な受け渡し、違法な販売・購入、違法ダウンロード、違法にアップロードは絶対にやめましょう。
総括
爆転シュートベイブレード2002は、オススメできる人がピンポイントで評価が難しいゲームだと感じた。
バトルは単調なため、低年齢層向きなゲームシステムだ。
おそらく、幼稚園の年長さんぐらいの年齢からバトルは問題なく出来るだろう。
しかし、パーツの組み換えまで考えると、ある程度考える力が必要になってくる。
そうなると、小学生低学年ぐらいが適正になるはず。
肝心のバトルが単調であり、それ以外の部分に複雑性を持たせているため、ゲームのテンポが悪くなっている。
それでもベイブレードが好きという人には良いだろうが、万人受けするゲームではないことは確かだろう。
ファンも多いゲームだと思うが、ゲームの内容を考えると”駄作”に位置するかなと僕は思った。
対象年齢
小学生低学年
オススメ度
★★☆☆☆
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